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This Category : 小説 【木原音瀬】

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木原音瀬特集ご紹介♪

2008.08.19 *Tue
ここ数カ月のマイブームを支えてくれているBL専門レビューサイト「ちるちる」さんですが、今般サイトのリニューアルと共に『木原音瀬特集』なるコーナーがアップされております!
そして拙筆ではありますが、いくつか掲載されているコラムの中のひとつを、ワタクシめが担当いたしました~!キャー!!ドンドンドン!!!!(とりあえずセルフで盛り上げ)
もしよろしかったら目を通してみてくらさい♪
その他のコンテンツも作品データベース的なものから、キャラの掘り下げまで、興味深い内容ばかりなのでぜひぜひー。
コラムの他には作品ごとの入手難易度や痛甘度などの仕分け作業もお手伝いしたのですが、いざやり出したら詳細部分が思い出せないヨ・・・(゚ω゚;A)
お陰で気がついたらお久しぶりな本にも目を通せたので、なかなか楽しいひと時でした♪

かわゆいトップページになりました★


ところでこの「ちるちる」さんですが。
多分オープン時に色んなBL系サイトに声をかけていたと思うのですが、ワタクシ確実にアダルトサイトへのお誘いだと思ってまして・・・。
いつもなら絶対にリンク先には飛ばないのですが、なんとなくその時は飛んじゃったんですよねー。
そうしたら普通のサイトでした(笑)
初めは本棚代わりに使おうと思い、ぽちぽちと参加していたのですが、BL本プレゼントなどの企画につられつつ、気づけばどっぷりユーザーになってました(*ノω<*)

サイトに飛んでいただくと分かるかと思うんですが、なんつかちょっと素人くさいというか鮮麗され切っていないつくりが、ホッとするんですよねー(けなしてませんっ!)。
そそ、アットホームなんです。
まだユーザー数が少ないからなのかもしれませんが、皆で作っている感がとても強いところもグー。
リニュ後のトップ画像もレビュアーさんの描かれた絵なんですよね。
いやんステキ。
コラムもけっこう筆達者な方揃いで、なかなか読ませてくれます。
もちろんこれらも皆ユーザーからの選抜。
ちなみに代表のI氏はメールで何度かやり取りをさせていただいたのですが、なんとも親しみやすい・・・というか、独特の間を持つ方だなあと勝手に思ってます( ´ー`)

先日の夏コミ会場では1万部のチラシを配られたそうで・・・その効果でもっとレビュアーが増えれば嬉しいな~♪
そして秋に向けてサイトの機能強化もますますされるそうなので、すごいたのちみです。
さあまた新レビュあげよっと(´∀`*)
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COMMENT (6) 

こういうことだよね。

2007.12.18 *Tue
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オヤジたちと酒を酌み交わすばかりの日々なので、こういうキレイなものを見るとピンクのため息が出ますですよ( ´゚д゚)
しかし本当に素敵だよねえ、この表紙って繋げてみると。
ああ・・・憂い表情がきゅんきゅんくるよ~。

オラにトキメキを!
オラにヤングなメンズを!
COMMENT (2) 

一冊丸ごと木原音瀬

2007.07.27 *Fri
知らない間にこんな本が出ることになっていたんですねえ。
すごい企画ですよ!
ちょっとビックリです。

「ergo Vol.1 ~木原音瀬セレクション~ (仮)」

ファンの「気になるあのシーンを、イラストだけじゃなく漫画で読みたい!」という熱い要望にお応えして木原音瀬ファン待望の、木原ワールドを漫画で堪能できる本ができました。
漫画の原作も、ポストカードもカバーイラストも、小説もすべて木原音瀬の作品のみ。
今まで刊行されたノベライズを漫画化しました。
もちろん漫画は連載。
そして小説は新しい物語が始まりますので、ファンは見逃さないでね!
各巻通しのアンケート&全員サービスも企画予定。
応募券が必要になるので、ご注意を。

【コミック】
◆禾田みちる…漫画化『ROSE GARDEN』原作
◆宮本佳野……漫画化『The end of youth(あいの、うた)』原作
◆大竹とも……漫画化『恋について』原作
◆天野瑰………漫画化『リベット』原作
◆深井結己……漫画化『さようなら、と君は手を振った』原作(他社刊)

【ノベル】
木原音瀬/新連載!
イラスト/松尾マアタ
カバーイラスト/草間さかえ 他ショートやエッセイあり

【内容説明】
ボーイズ界初、一人の小説家の作品を原作にアンソロジーとして漫画化!
漫画として戻ってきました。
小説の漫画化は、数年前から漫画雑誌や小説誌の中での一部分として掲載されていますが、一冊丸ごと一作家の小説を漫画化したアンソロジーは初めての試みです。
小説がそのまま漫画になるか、漫画家独自の視点でオリジナルな作品になるかは、漫画家次第。
小説家&編集は漫画家の視点におまかせします。
次第によっては漫画家視点の別バージョンストーリーが読めるかも?

※隔月刊誌
アンケート&全員サービス企画あり
原作はすべてノベルス化したものです。


ちょっ・・・これすごい企画ですよねえ。
なんだか去年くらいから木原さん快進撃ですが・・・ええもう単純に嬉しいことは嬉しいのですが、なんとなく遅筆なイメージがある方なので、追い立てられすぎてパンクとかしちゃわないかなあなんて、そんな事は余計なお世話ですよね(;´∀`)スマソ

特に嬉しいのは深井さんの「さようなら、と君は手を振った」です。
「空を見上げて、両手広げて」の方はまだ読めてないので、この際一緒に載っけて欲しいなあ~。
「さようなら~」は実はかなり好きな作品です。
啓介が息子よりも誠一を選んだシーンがすごく胸苦しくて、でもすごく大好きなお話でした。
あああこれが漫画化されるなんて。・゚゚・(>д<;)・゚゚・。 ヒィッ
もちろん他の作品も甲乙付けがたいくらい楽しみですよ♪
佳野さんもそうですし、「リベット」なんてホントちゃんと読めるかしら・・・私。

Vol.1はアマゾンによると9月30日発売だそうです。
以前に「木原音瀬全集が出ればいいのに」と50質に書いた記憶があるのですが、なんだかちょっとそれが叶った気分♪
それに『小説がそのまま漫画になるか、漫画家独自の視点でオリジナルな作品になるかは、漫画家次第。小説家&編集は漫画家の視点におまかせします。』なんて、木原さん結構ノリノリ・・・?
早速ポチリと予約完了させましたーd(*・ω・*)b♪
COMMENT (19) 

英語版ノベルズ

2007.03.08 *Thu
ずいぶん前に注文していた英語版・木原本が届きました♪
「Don't Worry Mama」
「The Man Who Doesn't Take Off His Clothes 1.2」
「Cold Sleep」の4冊です。
イングリッシュが堪能だから入手した・・・というわけでは勿論なく、ただのお飾り用です。
読めなくても持っていたいというコレクター魂が疼くもので、ついつい購入してしまいました。

おおっ壮観です!
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・・・・・・私はどちらかというと漢文・古文派なので( ゚Д゚)y─┛~~
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時間に余裕ができたら、原文と照らし合わせてみたいなあと思っていますが、いつのことになるのやら。
ところで表紙を眺めている時に目が釘付けになったのですが・・・
Yaoi Novelってなんだそりゃ!
しかもYaoiNovelの間に薔薇かよ、オイ!
「やおい」って万国共通語になってたんですね。
ひとつかしこくなりました。

ワールドワイドだなあ。
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COMMENT (8) 

WELL ~ 木原音瀬

2007.02.24 *Sat
リベット吸血鬼に引き続き、またまた木原さんがやらかしてくれているという前評判を聞き、ちょっと読むのを躊躇していた新刊です。
以下、あらすじ転載。

ある日すべての建物が突然崩壊し、多くの人間や動物が死んだ。
地上は灼熱の太陽と白い砂漠だけになった。
地下にいて助かった幼馴染みの亮介としのぶは、食べ物がなく酷い空腹に苦しんでいた。
このままでは餓えて死んでしまうと焦る亮介に、「亮ちゃんが一緒ならいい」と言うしのぶ。
亮介は苛立つが怪我をした身では動けなくて…。
― 突如生と死に直面した高校生二人の、切ない愛の物語。

荒涼感漂う本文にぴったりのタッチだと思います。
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読みながら皆さんの感想が頭を過り、ああこういう事か・・・と納得しました。
私はこのお話を読みながら随分昔に読んだ「ドラゴンヘッド」という漫画を思い出したんだけれども、日常から全てをもぎ取った上で、人の尊厳を問うテーマというのは割と使い古されていて、かなり巧く描かないと陳腐以外の何者でもなくなってしまうんではないかと思ってます。
過去に色々と世紀末系の作品を読んだり観たりとしてきましたが、その多くは作者がテーマを消化しきれず、大風呂敷をひろげた上での尻切れトンボが多かったような。
解釈も非常に抽象的なものを追い求めることになるので、確かに難しいテーマなんだとは思いますけどもね。

そんなこんなで『WELL』の感想・・・単刀直入に言うと本作はBLではないと思います。
だからBLとしての評価というか萌え度は、私の中では最低ランクでした。
「冷血」のようにもともと断りを入れた同人誌であるならば、もしかしたらそこまで思わなかったのかもしれないのですが、あまりに「ラブ」がない。
と言ってラブレスを描いているわけでもなく、別のものをこの人は書きたかったんじゃないのかしら・・・と、思わせるようなストーリー展開でした。
ボーイズ・ラブなんだから「ラブ」が軸になんなきゃ、やはりそのつもりで読んでいる読者は衝撃を受けちゃいますよう。
精神的・肉体的に痛いのも辛いのもアリだとは思うのですが、それも愛ありきであって、この作品では亮はもちろんのことしのぶにすら愛情ではなくむき出しの「欲」しか感じなくて、とっても息苦しいものを始終感じてました。
食欲・睡眠欲・性欲の三大欲しかない中での性欲は、果たしてラブなんだろうか・・・と私の中ではいささか疑問なんですけども。

唯一ホッとしたシーン。


ところで表題の「WELL」は「井戸」の意味があり、木原さんも「井戸取り合戦」のつもりだったとあとがきで述べておられます。
でも私には「WELL」⇒「井戸」⇒「イド」ではないのかなと密かに思ったりもしています。
知っておられる方も多いとは思いますが「イド」とは、フロイトによって提唱された、精神構造を3つに分けた概念である『イド(id)、自我(ego)、超自我(superego)』の中のひとつです。
イドとは快楽原理に基づいて、本能のままに「今すぐあれがしたい」「これがしたい」という欲求を出して満足を求める人の精神エネルギーの源泉に当たるものです。
でもそれだけじゃ人としての秩序が保てないので、イドと真逆である己を厳しく律する超自我があり、イドと超自我をうまくコントロールしながら安定した自己を築こうとする自我が調整役として存在します。

そう思って読んでみると、このお話は世界滅亡ものに多いテーマである、人間に巣食う闇(イド)との対峙であるような気がしています。
人が人としていられるのは闇を持っていながらも、それを押さえ込む人としての自尊心(自我・超自我)を持っているからこそで、たいていの物語は苦境に立たされながらもイドの暴走を必死で留めようと懸命に生きる主人公たちに希望を感じたりします。
けれどもこの物語は闇の暴走を止められず、希望を見出すことにも疲れ果て、それを象徴するかのような『明るい日が差しているのに、どんどん暗闇に引き摺り込まれるな感覚』に田村が恐怖するところで、ブッツリお話が閉じられています。
息が出来ないような閉塞感とやるせなさ感が胸を渦巻く中、私は現実に放り出されてしまい、しばしぼんやり・・・。
という事で、読了後のどうしようもない感は拭えず、ちょっぴり愚痴っぽくなってしまいました。
あくまで私個人の勝手な感覚で書いたものなので、違うぞそれ!と思った方もいて当然だと思ってます。はい。
でも読んでいてすごくモヤモヤとしてしまったので、どばっと吐き出させてもらいました。

もひとつBLっぽいもの。
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総括として木原作品としては認められるけど、BL作品としてはどうなのかな?といった感想が今回の正直なところです。
この人の語り部としてのセンスには、私はとても惹かれているので、どんなものを書いてくれても多分読み続けるんだとは思うのですが、やはり希望としては痛くても辛くてもいいからBLを書いて欲しいなあというのが、いちファンとしての強い希望かもです。
こういうお話なら別ジャンルの別の作家さんで、いくらでも読めると思うので、やはり木原音瀬にはあくまで「BL作家」の看板を下ろさないでいてほしいなあと。
ぬるいBL界に対しての挑戦的な気持ちはもう充分に伝わってきましたので、そろそろ初期のようなあまーいものに回帰してみてはいかがでしょうか・・・というかそれは私の希望(´∇`)
COMMENT (16) 

英語版、読んでやろうか(読んで下さい)企画

2007.01.10 *Wed
木原さんのサイトで面白い企画が持ち上がってました。
その名も『英語版、読んでやろうか(読んで下さい)企画』。
英語版の「ドントウオーリーママ」「脱がない男」「COLD SLEEP」の献本をもらったそうなのですが、どんな雰囲気で書かれているのかが分らない為、読者の中で英語に堪能な方を募集し、その方に読んでもらい感想を送ってもらおう!という内容のようです。

海外版(中国語版)と言えばokapiさんのところでも話題になってましたね~。
そして今回、英語版は初めてなんだそうで・・・ちょっと意外かもです。
私も欲しいなぁー。
でもさすがにこの企画には応募できませんね。
だって英語なんてもちろん出来ないし。はあ。
仕方ないので自力で入手したいと思います。

それはそうと・・・この企画を遂行出来るのは、私の知る限りでは唯一あいさんだけなのでは、と思っているのですが。
もしお忙しくなかったら、ぜひ参加してみて欲しいな。
なんて、おもっきり私信ですけど(∀`*ゞ)エヘヘ
COMMENT (15) 

掘り出し物

2007.01.01 *Mon
明けましておめでとうございます。
実家は目と鼻の先なので、雑煮とお節だけ食べに行って帰りにブックオフでほも本漁りしてました。
ええ、別に普段とそう変わりません。
古本って本当はちょっと苦手なのですが、資金が湯水のようにあるわけでもないので、この辺りは妥協しています。
でも中身を見ることができるのは良いですよね。
新品はたいていシュリンクがかかっているので、初買いの作家さんなどはどうしても躊躇してしまいます。
あと持っているものか確認したりも出来ませんし・・・(表紙だけではすでに思い出せない)
たまに絶版物が105円だったりして。
という事で、ちょっと気になっていたものや、初めての作家さんなど、色々買ってみました。

高座朗さん・南国ばななさん・トジツキハジメさんなどはお初購入

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そして・・・。
ついに見つけちゃいました!
『アオカン特集』~(ノ゚∀゚)ノキャー
リブレットでいつもチェックしていたのですが、なかなか出会えず半ば諦めていたのに、こんな片田舎にあるとは。
でかしたブックオフ!

べ、別にレジで恥ずかしかったわけじゃないもん!
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カバーをぺらっとめくると木原さんの小説が・・・
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しかし名前が・・・!ギャランティは発生しているんだろうかなどと邪推。
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内容は断片的なもののみで、3頁目と21頁目という設定。
50を過ぎたホームレスが30半ばくらいのサラリーマンに金で買われるんだけれども、次第にそのリーマンを愛しちゃうというような感じです。
これ読みたいなぁ~。
ダメな攻めを書かせたら本当に天下一品ですね、木原音瀬は。

さあこれから読むぞー( ´∀`)b
COMMENT (9) 

吸血鬼と愉快な仲間たち ~ 木原音瀬

2006.12.21 *Thu
待ってました、木原音瀬さんの書き下ろし新刊です♪
到着が遅かったために、皆さんのところで大体のあらすじは読んでしまい、ある程度は頭に入った上で読み始めました。

アメリカ人のアルベルト・アーヴィングは21歳の時に、クラブでナンパした女の子(吸血鬼)といたしている最中に、ガブリと噛み付かれてしまい1週間後あえなく死亡・・・と思いきや、2週間後に土の下から吸血鬼として復活します。
しかし中途半端な吸血鬼化の為に牙がなく人間の血も吸えない上に、昼は蝙蝠で夜は人間という体質になってしまい、吸血鬼としても人間としても生きてゆくのは非常に困難な状況に。
家族・友人から悪魔憑きと畏れられ故郷に居られなくなったアルは、その後8年の間に多くの絶望を味わい、人間らしく生きるという考えを捨てざるを得なくなります。
そして今はずさんな精肉工場の近くを寝座とし、失血死させられる牛の血だけを糧としながらただ生きながらえている日々。
ところがある日、ちょっとした不幸が重なり、アルはその工場の冷凍牛肉とともに日本へ輸出されてしまい・・・気が付くと素っ裸のヒト型で女子トイレ(日本の精肉工場内)にて発見⇒逮捕!(`Д´)ゞ・・・というのがイントロダクションです。

暁が吸血鬼かと思ってましたよ。


もう私はこれだけでアルにきゅんきゅんしてました。
だって・・・全く無害なんだもの。
それどころか虐げられても傷つけられても、体質上死ぬことも出来ないものだから、じっとじっと耐え続ける日々。
挙句の果てには異国の地で犯罪者扱いですからね、かわいそうすぎる・・・なんですが、アルというのは根が素直で明るい奴なんでしょうね。
ちょっと天然な部分も相まって、一見憐れには見えないところが彼にとって良い部分でもあり悪い部分でもあり。
とにもかくにも、アル(蝙蝠Ver.)は拘留されていた警察署で刑事の忽滑谷(ぬかりや)と出会い、蝙蝠好きの彼の友人である高塚暁の元へ連れられることとなります。
この暁というのが日本では珍しい職業のエンバーマー(死体に防腐処理をして化粧を施す技術を持つ人間)なのですが、この辺りはまあうまいこと・・・って感じで。
だって血も英語もクリアですからね。

かつてこんなカワイイ蝙蝠がいただろうか・・・
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とにかくアルの天然アホキャラにやられた!って感じです。
とても29歳とは思えないお馬鹿さんぶりと、やはり蝙蝠時の「ギャッ!ギャッ!」がツボったですよ。
でもこれまでに酷い暴力で死ぬような(人間だったら死んでいる)思いをしたり、迫害されたりと、とてもじゃないけど普通の精神を保ちにくい境遇にいたアルなのに、なんであんなにあったかいんだろう・・・と読みながら、彼の魅力にとりつかれてました(*゚ー゚)
逆に人間として普通の生活を送っている暁の方が、人嫌いで無愛想で見た目も吸血鬼っぽいです。
でも素直なアルにほだされて、不器用ながらもその距離を縮めてゆこうとする暁も、実は私の萌えポインツを刺激するのです♪

とにかくアルは自分に人間らしい生活を取り戻してくれた暁に感謝すると共に、彼が大好きになります。
でもここでの「好き」はまだ家族的なラブなのかしら。
彼のために何かしてあげたい・・・それは料理であったり、仕事の手伝いであったり、また忽滑谷の持ち込んだ事件への協力であったり。
これまで幽霊のように時間の隙間を生きてきたアルにとっては、とても色のある満ち足りた日々であるのが読んでいても伝わってくるようで、私までほくほくした気分になりましたよ♪
好きな人の役に立ちたいという気持ちが走りすぎて、危うく死にかけるという部分は、ふと『薔薇色の人生』のモモを思い出してしまいました。
相手に対する一途さは同じですよね、モモもアルも。

お祈りアル&自前ぱんつにすりすりアル。おおおお・・・(((´ω` *)
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そして気になるのがどっちが攻め?受け?です。
今回はまったくBL的絡みはナシでした。
普通だったら金返せ!って思うんでしょうが、この作品においては全く問題ありません。
そんなのなくても十分に読める内容でしたから。
ああ、ホントに不思議なBL作家ですね、木原音瀬っていう人は。
しかし次作ではラブ展開もあるようなので、気長に待ちますよ!
私としては・・・うーん、どちらでも良いです。
ふたりが幸せならばそれでオールオッケイです。
でもまあ好みで言えば、アル×暁かしら。
アルは人間としては21歳で時が止まっているとみなして、暁の方が一応年上だと思ってます(と、私の中で独自解釈)。
となると・・・今わたしの中のブームは年上暴君受け♪
ああん、いいじゃないのさアル×暁。
そんな萌えでぷるぷるしながら、ちょっぴり色っぽいふたりを妄想してました。
気長に待ちますと言いつつも、心中は来月にでも出して欲しいくらいです。
でも良いものを読みたいので待ちますよ。
でも早く・・・(ループ)。
COMMENT (15) 

DESSERT BOX (「B.L.T」後日談) ~ 木原音瀬

2006.12.12 *Tue
木原作品の中では少し地味ながらも、個人的にはとってもとってもお気に入りだったのが「B.L.T」。
その後日談が描かれたものが同人誌の『DESSERT BOX』に収録されているのですが、何度となくオークションで競り負け、半ば諦めておりました。
が・・・先日たまたまですが、相場よりちょっと安く手に入りました。
うわーい(ノ゚∀゚)ノ

念願でしたー☆


内容的には3エピソードに分かれてます。
STORY one・・・晴れて恋人同士になれた北澤と大宮
STORY two・・・北澤の男の子らしい悩み
STORY funal・・・大宮と別れた千博のその後

この間サイトにアップされた「台風一過」も激甘でしたが、これも負けずにラブラブ♪
このカップルはひとえに、年下の北澤がギリ犯罪者の大宮を愛しているから成り立っているのだと思うのですが、文中にも『君に捨てられたら、間違いなく僕はストーカーだ』と言い切ってます、大宮。
駄目じゃん!
本当に成長しない男だなぁと呆れながらも読み進めていくと、北澤の方も『もしあいつと駄目になったら、もう二度と恋愛なんてしないと思う』なんて真剣に高野に語ったりしてます。
こういう台詞を読むたびに、私は北澤の心の空白を見る思いがして、少し切なくなるんですけども・・・まあ恋なんて依存を多分に含むものだから、いいんですけどね。
いいんですけど、北澤びいきの私としては彼が幸せを感じるたびに、それによって埋められるであろう彼自身の闇を逆に想像しちゃうので、ちょっぴり胸が痛いわけです。
ああっ、ややこしいですね。
スミマセン。

ええと、要するに・・・生まれて初めて愛した人が(痴漢だったのに!)、死ぬまで自分の傍にいることを信じて疑わない北澤が、あまりに無垢で萌えなんでしょうね。
あんたは従順で素直なのがスキなんだよと、先日友人に指摘されましたがやっぱり当たってるのかしら。
そして3話目はあの千博のお話なのですが、高野のお陰でずいぶん穏やかになってました。
飯島千博っていうんですね、苗字あったんだー。
高野に支えられて甘やかされて、少し大人になった千博がとても綺麗に描かれています。
千博があんなになっちゃったのは、やはり大宮にも少し原因があったんだと、何となく感じましたね・・・。
きっと甘やかすばかりで、支えにはなってなかったんでしょう。

これで「B.L.T」は完結だと思います。
もうかなり満足しました~。
そしてこれからも何度も読み返す予定。
木原同人誌で今のところ、一番のお気に入りとなってます♪
COMMENT (10) 

b-boyモバイル

2006.12.11 *Mon
b-boy WEBがオープンしたのが半年くらい前。
久しぶりにのぞていみると、初めのころに比べてずいぶんと内容も充実し、にぎやかな雰囲気になってました。
そしてふと目を引いたのが「b-boyモバイル」の文字。
ああ、雑誌の裏にそう言えば大きく載ってましたねー。
主なコンテンツは以下の通り。

●待受画像
●Flash待受
●フォトフレーム
●メッセージカード
●4コママンガ
●おみくじ
●着ボイス
●小説
●その他ステキ企画

ほうほう。
結構チカラ入っているようです。
つことで、暇なのでアクセスしてみました。
月額315円(税込)で30ポイントが付与されるようで、各コンテンツを利用するたびにポイントが引かれてゆくらしいです。
うーむ、無制限じゃないのね。
しかしポイントがいらないコンテンツもあるので、それなりに楽しめるみたいです。

私が特に気になったのは着ボイス。
しかし配信中ボイス声優の中に宮田さんがいない・・・なら入らないもんね~。
DLしたところで設定はしないと思うんですけどね(年中マナーモード)。
参考までに現在配信中ボイスは以下の通り。

石川英郎、井上和彦、私市淳、小杉十郎太、櫻井孝宏、鈴木千尋、鈴村健一、関俊彦、谷山紀章、千葉進歩、福山潤、三木眞一郎、緑川光、宮崎一成、森川智之、梁田清之

そのあとポチポチと各コンテンツをのぞいてゆく中、見つけちゃいました。
小説メニューの中に木原音瀬さんの文字が!
どうやら『レザナンス』が読めるようです。
ふぉぉぉぉぉ。
どうしよう、こんなモノが隠されていたなんで・・・。
先月くらいから配信されていたようですが、全く知らなかったです。
編集部によると現在のところは『レザナンス』以外の配信予定はないようですが、こんなものを偶然見つけてしまい、かなり心揺れております。
315円で読めるんですよね。
未刊のものについてはオークションで入手するしかないので、正直うんざりしていたところでした。
むーん。
しばらく悩んでみます。
COMMENT (11) 

木原さん冬コミ&復刊情報

2006.12.09 *Sat
今月末は冬コミですね。
もちろん私は行けませんけども、東京でしか買えない大手の本もあったりして、本当は羨ましくってしかたないです。

で・・・木原さんの新刊ももちろん出るようです。
個人誌『脱がない男 EX』と合同誌『冷血~cold blood~』の2冊。
『脱がない男 EX』はタイトル通り、「脱がない男」の番外編でもっすごいエロい感じのようです。
そして『冷血~cold blood~』の方は・・・アラブ?
・・・アラブ???
おおお、ちょっと意外ですよ。
とにかく通販で入手したいと思います。
直接買える方が羨ましいゾ~。

そしてそして・・・『Don't Worry Mama』と『脱がない男』が2月から順次復刊予定だそうですよ~(人´∀`).☆.。.:*・゚
しかも旧版には入ってない短編も収録されるとのこと。
嬉しいなあ~。
この調子でビブの木原作品がどんどん復刊されれば、オークションでバカ高い値段のやり取りをしなくても済みますしね・・・。
私も不本意ながらオクで揃えましたが、本当はちゃんと流通に乗っかったものを買いたかったですよー。
そうすればきちんと作家に還元されますしね。
もちろん買う側も正当な値段で済みますし。
あとビブは雑誌収録分のみのものも多いので、ここら辺から新刊が出ればなぁと。
でも書下ろしがいつもしんどそうですよね(;´∀`)
木原さんいわく、そろそろ作品のストックがなくなってきたとのことですが、ぼちぼちペースでいいものを書いていっていただければなと思う次第で。
折れない程度に長く長く書いていってくださいませ♪
COMMENT (17) 

台風一過 (「恋について」番外編) ~ 木原音瀬

2006.11.25 *Sat
J-GARDEN配布ペーパーに載っていた「恋について」のSSが、木原さんのサイトでアップされてましたヾ(´∀`*)ノウワーイ
すごーく心待ちにしてました。
本編では主人公たちがぐるぐるしている間に物語が終わってしまい、とっても柔らかい印象のあるお話ではあったんですが、ちょっとラヴ不足で個人的には物足りなかった作品でした。

そして番外編。
待ちに待ったふたりっきりの旅行の当日・・・足の速い台風に阻まれて交通網は不通となってしまい、旅行はキャンセルせざるを得なくなってしまう状況に。
当初は気落ちしていた朝霞ですが、よくよく考えれば丸二日もの間を笹川と過ごせることに気づき、笹川の方もそのシチュエーションを楽しんでいる・・・ええもう、そこからふたりっきりの甘い時間が展開されるわけですよ。
もうねえ、本当に甘いんです。
久しぶりに木原作品でこんな展開を読んだぜ!フォー!って感じです。
私は本番そのものよりも、ベタベタイチャイチャしている表現の方が好きで萌ゆるんですが、ここでのお風呂シーンがですね、非常にらぶい展開でいいんですよう♪
良かった、木原さんもまだこういうイチャコラを書いてくれるんだなぁ~。

ここのカップルは一見オレ様の朝霞が、物腰の柔らかい笹川に抱かれる構図なのですが、これも私のツボにドンピシャリ(古・・・)なのですよ。
日常生活においては、おそらく朝霞が笹川をリードをしているのだと思うのです。
仕事柄、段取り上手な朝霞は、ぼんやりしている笹川の尻を叩きながら、色んな日々の雑用をこなしたりアドバイスしてあげてるんでしょう。
しかしエッチとなると、これが全くもって逆転しているという部分が、もうなんとも言えず、私の萌えハートを直撃なのです。
なんだよ、笹川!
普段はダメ夫のくせに、お前そっちの方はめちゃくちゃテクニシャンなのかい?!と、笹川のエロい手管にドキドキしておりました。

そしてまだ最後まではいたしてなかったんですね。
お初か!
今夜ついにか!(興奮・・・)
その部分自体はあっさりと表現されていたものの、その後の朝霞のトイレでのシーンなどは、とってもドキリとさせられましたよ。
数行でも十分やらしい。
いやはやしかし・・・コレ無料で読むには勿体無いような内容でした。
未読の方はすぐに木原さんのサイトに飛んでください!

そうそう。
トップページの「吸血鬼と愉快な仲間たち」発売のお知らせ部分に『もうずれません。確実に出ます。』とのメッセージが。
ふふ、彼女らしいお言葉で笑ってしまいました。
COMMENT (6) 

インターコミュニケーションズ 『Don't Worry Mama』 ~ 木原音瀬

2006.11.24 *Fri
ついに出ました『Don't Worry Mama』のドラマCD♪
BLなんてビジュアルが大きな部分を占めるというのに・・・挿絵にすら登場できないデブな受けを、お久しぶりの山口勝平ちゃんが演じてくれました。
ご本人も久しぶりにオファーが来たBLが、100キロオーバーのデブだったことにややびっくりしていたようでした。
そりゃそうだ。

濡れ場の方はそう過激ではないので、あまりBLCDを聴き慣れていない方でも大丈夫だと思います。
で、カッペの感想。
通常部分のお芝居はさすがにうまいですね。
うん、うまい。
特に自分勝手で我侭で意地悪な物言いなんて、かなりお上手!
ハマりまくってました。
しかもデブ時は含みティッシュまでして臨んだらしいので、もふもふした非常に暑苦しい雰囲気が出まくってましたよ。
そして痩せた後は声までスッキリしており、ううむ役者だぜカッペ!と思った次第で。

志水さんはキレイなものしか描けません(´Д⊂ヽ


濡れ場は檜山さんが非常にセクスィーでした。
今回は予想以上に良かったよー。
吐息だけでもドキドキしたよー。
そしてカッペさんに関しては、えろさよりもかわいさなんでしょうね。
だからあのぶりっこ芝居がどこまで受け入れられるかにかかってるんだと思うのですが、個人的には初め考えていたよりは、わりと普通に聴けましたよ!
どうしてもカッペ氏には色んな先入観があるもので、それを払拭するのが大変でしたけどね(+д+)
喘ぎは・・・コレどうなんだろう?と考えている内に終わっちゃうくらい淡白な構成だったので、判定しづらかったです。
まあ木原作品ですしね、こんなもんなんでしょう。
檜山さんは文句なく良かったですよ。うん!

渋いメンバーだなあ。
20061124b.jpg

そして裏主役、今蔵のママを演じた一城みゆ希さん。
BOYS LIFE 完全版・DISC1』でのおばちゃんぶりもすごかったですが、今回は芝居部分からして暴走特急でした。
特に最後の激昂しながらまくし立てるシーンは必聴!
かなり笑えますのでぜひ。
しかし・・・なんで今回は勝平氏がキャスティングされたんでしょうね。
その理由が純粋に知りたいですよ。
COMMENT (16) 

男目線・女目線

2006.11.17 *Fri
色んな締め切りから開放されたのか、また木原さんの日記更新がマメになってきましたね。
とっても嬉しいです。
大好きな人の生の声を聞くのは、本当に至福の時(・・・恋?)。

最新版の「目から鱗」。
木原さんの作品を普通の男性に読んでもらったらしいのですが、お葬式後にやっちゃうシーンがありえねえとのこと。
しかも複数からのご意見だそうで。

これについて先生は「寂しい時だからこそ人肌が」「女性よりも精神的にデリケート」などという感想をお持ちでしたが、私も色々と考えてみる・・・。
思うに普通の男性がホモ小説を読めば、間違いなく感情移入するのは攻めの方だと思うのです。
「普通」ですからね。
私も木原さんの言う「人肌」が欲しいというのは分かります。
でもこれって抱かれることを前提にしてますよね。
だって女性ですもの、これでも。
まさか抱いてやるとは、普通の女性は思わないわけで。

そこで話を戻すと・・・普通嗜好の男性が葬式後エッチを読めば『こんな時に抱けるか!ばかー!』となり、女性は『こんなに胸が痛いときは誰かに抱きしめて欲しい』となるのでは。
それがBLであっても、女性は受けちゃんに感情移入するでしょうから、このパターンもOKです。
だから中沢さんの「女の人が読むものなので、それでいい」というのは、最終的には正解なのだと思いますよ。

なんかいいコンビだなと思いました、このおふたり。
COMMENT (6) 

木原音瀬ファンに50の質問

2006.10.19 *Thu
1. ハンドルネームを教えてください。
ここでは乱菊です。

2. 今日の日付をお願いします。
2006年10月19日

3. 木原暦はどれくらいですか。
半年のぺーぺーです。

4. 木原音瀬さんのお名前を、最初何とお読みになりましたか。
もちろん「きはらおとせ」。

5. 残念ながら現在絶版の多い木原作品ですが、お持ちの作品を教えてください。
商業版ノベルスは全て(「こどもの瞳」はビブとルチル)※数冊未読アリ
雑誌掲載の「深呼吸」「薔薇色の人生」「美しいこと」(第2回が抜け)

6. あなたが木原音瀬さんに嵌まるキッカケとなった作品はどれですか。
「薔薇色の人生」

7. あなたのいちばん好きな作品はどれですか。
木原音瀬さんが作家人生を閉じたときにお答えします。

8. よく読み返す作品はどれですか。
「B.L.T」
「あのひと」
「さようなら、と君は手を振った」

9. 逆にあまり読み返せない作品はありますか。
「箱の中」
「檻の外」
「すすきのはら」

10. 思わず涙した作品はありますか。
「檻の外」
「すすきのはら」
「リベット」

11. 続きが読みたい作品はありますか。
「あのひと」・・・ふたりがちゃんと幸せになったのかは見届けたいです。
「リベット」・・・続きというか番外編で阿岸にスポットをあてたものと、やはり初芝と乾のひと山ふた山。

12. 容赦なく痛いことで知られる「木原節」ですが、特に痛かったと思う作品はどれですか。
「センチメンタル・フレンド」・・・小田はちょっと頭がイタいと思いますよ。そしてそんな小田のヒモに甘んじている久も相当イタいかと。

13. 「木原節」に耐性のついた皆さんだとは思いますが、それでも作品を読んで落ち込んでしまうことはありますか。あると答えられた方はどうやって浮上されるのかも教えてください。ないと答えられた剛の方は胸を張ってください。
落ち込むことはないですが、心を持っていかれる事は多々あります。
先日「リベット」を読んでいる途中で微熱が出ました(事実)
初芝の気持ちがわかったような気がして、その時ばかりはさすがに切なくなりました。

14. 掲載雑誌はチェックされていますか。
してます。
と言ってもここ半年ですが。

15. はいと答えられた方にお聞きします。ノベルズが一番待ち遠しい雑誌掲載作はどれですか。
「牛泥棒」を読んでみたいです。

16. 好きな攻めキャラは誰ですか。
谷脇伸一( 『WEED』 『FLOWER』 『POLLINATION』 )
喜多川圭( 『箱の中』 『檻の外』 『すすきのはら』 )
吉川隆一( 『情熱の温度』 )

よくよく考えると木原作品、カッコイイ攻めが少ないような。

17. 好きな受けキャラは誰ですか。
北澤眞人( 『B.L.T 』 )
門脇尚史( 『あのひと』 )
氷見啓介( 『さようなら、と君は手を振った』 )
橋本道也( 『セカンド・セレナーデ』 )

皆さん妖艶なんです。

18. 好きな脇キャラは誰ですか。
阿岸( 『リベット』 )

19. 好きなカップリングは誰と誰ですか。
百田保男×浜渦論( 『薔薇色の人生』 )
喜多川圭×堂野崇文( 『箱の中』 『檻の外』 『すすきのはら』 )

20. 受け攻めが逆に感じたカップリングはありますか。
読んだ中ではなかったような・・・。

21. 総じて「嫌な奴」の多い木原作品ですが、作品を通していちばん嫌な奴は誰だと思いますか。
松下佳正( 『あのひと』 )
大宮雄介( 『B.L.T 』 )
藤井清隆( 『甘い生活 』 )
柊国広( 『さようなら、と君は手を振った』 )

嫌と言うか・・・ダメな大人ですよね。

22. 総じて「嫌な奴」の多い木原作品ですが、作品を通していちばん包容力があるのは誰
だと思いますか。

門脇尚史( 『あのひと』 )
氷見啓介( 『さようなら、と君は手を振った』 )
堂野崇文( 『箱の中』 『檻の外』 『すすきのはら』 )

包容力のある受けが大好物です。

23. 木原作品では攻め視点と受け視点のどちらがお好みですか。
攻め視点です。

24. 木原作品では年下攻めと年上攻めとどちらがお好きですか。
どちらでもいいです。
ダメな攻め様が多いので、受けちゃんの愛で包んであげてください。

25. あなたの心に残った一文があれば教えてください。
すぐには思いつかないなあ。
でもグサリと刺してくるよりも、じわじわと締め付けてくるような、そういう文章を書く方のような気もしますが。

26. あなたの心に響いた台詞があれば教えてください。
「飽きたら、殺して」~氷見啓介( 『さようなら、と君は手を振った』 )
「僕の籍に入って、死んだ後も堂野の・・・僕のところにおいで」~堂野崇文( 『すすきのはら』 )
「死んだら、あんたん家の子供に生まれ変わるかもしれない」~喜多川圭( 『檻の外』 )
「君も身内だよ」~有田英一( 『LOOP』 )
「・・・一緒に死にたかったな」~堂野崇文( 『檻の外』 )

27. 好きな告白はどの作品の誰の言葉ですか。台詞と一緒にお願いします。
「僕の籍に入って、死んだ後も堂野の・・・僕のところにおいで」~堂野崇文( 『すすきのはら』 )
(「愛は、なんですか」と問うた佑哉に対し)「知りたかったら、俺のそばにいればいい」~谷脇伸一( 『POLLINATION』 )

28. 特に好きなシーンはありますか。
「B.L.T」・・・宮崎に向かう途中で立ち寄った海で、ふたりでじゃれあうシーン

29. いまひとつBLらしくないタイトルの多い木原作品ですが、お気に入りのタイトルはありますか。
「空を見上げて、両手広げて」( 『さようなら、と君は手を振った』収録 )

30. 特に好きな挿絵はありますか
「B.L.T」の前半部分にある、海でキスする大宮と北澤。

31. 特に好きな表紙はありますか。
「すすきのはら」

32. 特に好きな口絵はありますか。
「檻の外」

33. 帯のキャッチコピーで好きなものはありますか。
「抱きしめて。嫌いだから。」( 『片思い』 )

34. 木原作品は時にSEXシーンがなかったり、事後描写や朝チュンで終わる時もありますが、それについてどう思われますか。
木原作品にそういうのは求めてませんので、別に構いません。
あったらあったで嬉しいですけど、喘ぎ声多様はイヤンです。

35. ではどの作品のどのSEXシーンがお好きですか。
「B.L.T」・・・大宮と北澤のお初
「あのひと」・・・須磨海岸デートのあとで泊まったホテルにて、お風呂でのイチャイチャ

36. 「檻の外」の小冊子は申し込まれましたか。
追加応募でなんとか。

37. 木原さんの同人誌はお持ちですか。
「COMPLETE A」
「COMPLETE B」
「COMPLETE」
「Oyajiromanesque 2」
「COLD…」
「amuse bouche」
「このはら工房2002年版」

38. はいと答えられた方にお聞きします。その中でお好きな作品はどれですか。
まだ未読が多くって・・・。

39. 木原作品のCDはお持ちですか。
「WEED」を持ってます。

40. ではCD化してほしい作品はありますか。
全部してくれてもいいですよ!

41. 声優さんの要望はありますか。
谷脇伸一(子安武人)×鈴木佑哉(宮田幸季):『POLLINATION』
喜多川圭(杉田智和)×堂野崇文(伊藤健太郎):『箱の中』『檻の外』『すすきのはら』
乾武則(平川大輔)×初芝公平(鳥海浩輔):『リベット』
掛川進(森川智之)×橋本道也(緑川光):『セカンド・セレナーデ』
大宮雄介(遊佐浩二)×北澤眞人(神谷浩史):『B.L.T』
谷本千博(千葉進歩):『B.L.T』
高野(一条和矢):『B.L.T』
友晴(檜山修之):『Don't Worry Mama』・・・個人的希望デス

ただの妄想です。

42. 木原さん以外で好きなBL小説家さんはいますか。
菅野彰さん。
抽象的な言い回しが美しくて大好きです。

43. 木原さん以外で好きなBL漫画家さんはいますか。
よしながふみ・宮本佳野・山田ユギ・鹿乃しうこ・国枝彩香
大和名瀬・CJ Michalski・みなみ遥

44. 木原さんにリクエストしたい設定・シチュエーションはありますか。
日本を舞台に日本人の登場人物で書いてくださるなら、どんなものでも大丈夫です。
(要するにカタカナ駄目人間)

45. 木原作品やキャラのイメージに合う、お奨めの音楽はありますか。
スピッツ

我侭で残酷で変態な歌詞が多いので、木原作品に出てくる人たちと似てます。

46. オークラ出版アイスノベルズ(文庫)・ビブロスビーボーイノベルズ・幻冬舎ルチル文庫・蒼竜社ホーリーノベルズ、どの出版社の装丁・レイアウトが読みやすいですか。
ううむ・・・詳しくは全くわからないですが、ホーリーはほんわかタッチで結構良いかもと思ってます。

47. 木原キャラに向かって物申したい!そんな一言をどうぞ。
みんな何かが欠けていて、格好悪くて、非常に自己中心的だと思います。
でも一生懸命にその部分を埋めようとしている姿が大好きです。

48. 恐れ多いことながら、木原音瀬さんに向かって物申したい!そんな一言をどうぞ。
少しでも永く書き続けて欲しいです。
健康第一。

49. 恐れ多いことながら、出版社さんに向かって物申したい!そんな一言をどうぞ。
木原音瀬全集を出してください。

50. 最後に「木原節」の魅力について語ってください。
人は良いも悪いも両方持っているものなんだから、ある意味全ての人間は嫌なヤツだと思ってます。
(ちょっとネガ?)
でも人間なんてそれが当たり前であって、その部分から目を逸らすことなく、体裁良く物語を閉じないところが、木原音瀬の鋭いところだとも思ってます。
鋭すぎて直視できない人もいるだろうから、かなり読者は選ぶかもしれませんが、良くも悪くも心に残る作家ではないでしょうか。




以上です。
空さんのところで見かけていただきました。
作成者はスイさんです。

うわー、思った以上にすっごい大変でした。
でも自分の傾向がよく分かりました。
それに木原作品を見直すいい機会にもなりました。

さてさて・・・これから50質を回答された皆さんのところへ、茶々を入れにいこうかと思ってます(笑)
COMMENT (19) 

すすきのはら ~ 木原音瀬

2006.10.16 *Mon
「檻の外」の応募者全員サービスの小冊子です。
当初の締め切りには不覚にも間に合わずに、自分のいい加減さをちょっと呪っていたのですが、蒼竜社さまのご好意で在庫がなくなるまで発送してくださるとの情報を受け、今度こそは!と慌てて応募しました。
そして先日やっとこ入手・・・しかし予想以上の小ささにびっくりしましたよー。
私の手がでかいのかしらん。

手のひらサイズ?


堂野と喜多川が一緒に暮らし始めてから20年後、ふたりは50代になり、堂野の母親が亡くなったところから物語は始まります。
母の死をきっかけに堂野は、自分たちの年老いた時の事も具体的に考えだし、喜多川に養子縁組の話を持ちかけます。

実は「すすきのはら」が出る前に似たようなテーマの記事をあげたことがあるのですが、その時にmikuさんが入れてくださったコメントの内容が、「すすきのはら」のテーマどんぴしゃりでした。
多分、木原音瀬という人の考える幸せの形というのは、墓の中まで・・・未来永劫にということなんでしょうね。
これまでもそういったニュアンスはそこかしこに表現されてましたし、これから先の作品でも見せてくれるんだろうなあと思うと、ファンとしては非常に嬉しいですね。

僕の籍に入って、死んだ後も堂野の・・・僕のところにおいで
私は気持ちがはやってしまい昼休みに読んでいたのですが、ここで危うくどーーーーっと涙ぐみそうになりました。
勘弁してくださいよ、木原さん・・・。
50代のオジサンたちというだけでもうBLじゃないし、妹には素でドン引きされてるし、本当にボーイズジャンルなんでしょうか、木原作品。
結果的には喜多川をひとりにすることなく、堂野はちゃんと彼を看取ってあげることになります。
檻の最後で堂野が喜多川の死を悲しむよりも、安堵のほうが大きいような感じがしたのも、こういうやり取りがあったからなんですね・・・納得。

箱・檻・番外編と続けて読み返してみたい気もするのですが、まだまだ私は無理そうです。
恐ろしい作品ですよ、まったく(笑)
COMMENT (8) 

リベット ~ 木原音瀬

2006.09.28 *Thu
巷で噂の木原さんの新刊です。
病気ネタや記憶喪失ネタは、ある意味ちょっとずるいと言うか、禁じ手な感じもしなくもありませんが、それをあえて真っ向から扱うのは、作家にそれを描ききる実力と自信があるからだと思ってます。

高校教師の初芝公平は、大学四回の夏に高校時代からの親友だった阿岸に強姦され、そのせいでHIVに感染してしまいます。
そのことで恋人にも別れを告げられ、病状も進行する中、後輩教師の乾武則だけが、そんな初芝の心のよりどころとなって行くのですが・・・男に犯されたという恐怖から、初めはなかなか乾の好意も受け取ってもらえず、ちょっと気の毒なシーンが続きます。
しかしどんなに足蹴にされても、乾は初芝と一緒に生きてゆきたいという気持ちをぶつけ続けます。

乾の表情見てるとなんか泣けてくる・・・


私はこの物語を読んでいて何に一番心を動かされたかと言うと、自暴自棄になった初芝が漏らした言葉でした。
「生・・・きるのが怖い」
普通こういう場合は『死ぬのが怖い』と言いませんか?
この言葉を見たときに、木原音瀬という人の死生観を垣間見た気がして、ちょっと胸を衝かれる思いがしました。

人の死に対する恐怖というのは2種類あり、それは死に至るまでの肉体的な苦痛と、死んだ後に自分という存在が消え去ってしまうことに対する喪失感です。
普通に生活していれば死に対する肉体的な恐怖は、あまりないと思うんです。
だから漠然と死んだ後の事を考えたりして、ちょっと寂しくなったりはします。
でも期限付きの人生を送らなければいけない場合・・・その先よりも死に向かう過程で自分が蝕まれてゆく痛みをダイレクトに受け止めなきゃならない。
これはキツいですよね・・・。
だからこその「生きるのが怖い」なんだろうし、この言葉を選んだ木原さんが、あまりにも鋭すぎて(良い意味で)恐ろしいですよ。
その証拠に初芝は薬を勝手に飲まなくなり、死んでしまってもいいと思ったりしますしね。
死への感じ方の違いに差があるのは、考えれば分かることなのかも知れませんが、それをちゃんと噛み砕いて物語に投下できる技量に感服です。

自分の人生を軸にして、あなたには未来がないと切り捨てた恋人に対して、「先生の人生はずっと続いていくんだから」と言った乾。
別に私は恋人がひどい女性だとは思いません。
それよりも逆に誠実だったんじゃあないかなと思います。
みんな自分の人生を主軸に生きてゆくんだから、初芝が別れを告げられるのも仕方なかった事かもしれません。
ただ乾のような人が傍にいてくれて、幸運だったかなとは思います。
どんなに邪険にされても「求めよ、さらば与えられん」を地で行ってましたよね。
あの情熱はスゴイと思いました。
初めは病気に付け込んで?などと考えたりもしましたが、HIVは死に至る病でもあります。
そんな邪な思いだけでは到底、初芝と一緒にいるのは無理だから・・・きっと病気があってもなくても、乾は初芝に恋をしてたんだろうなあと思いました。(もちろん初芝の病気がなければ、乾の想いが届くことは絶対になかったでしょうけど)

そしてあまり詳しくは書かれてなかったけれども、初芝の親子関係はあまり良いものではないのかしら、と邪推。
だって肉親にこんな重大な事を話せないなんて、そんな親子関係ってあるんでしょうか?
でも数年後の2人の様子を読みながら、ああ乾は初芝にとって(精神的な意味での)家族になったんだなと思い、ほっとしました。
家族にも打ち明けず独りで死んで行こうとしていた初芝が、乾が傍にいないだけで寂しいと思えるくらいに心安らかになっている・・・出来ればそこへ至るまでの一山二山を書いていただきたいですね。
あと阿岸視点でも読んでみたい気がします。
かなーり痛いと思いますが、彼もかわいそうな男だったような気がしてなりません。
阿岸が何を思いながら死んでいったのだろうと思うと胸詰まるものが・・・。
初芝のついた嘘のお陰で、多少は心安らかにはなったのかなあと思いますが。
読んでみたいなあ、阿岸視点。
切望!

しかし本当に今回は『難しい』テーマでしたよね。
BL作家がこれをやっちゃうのは、正直驚きを隠せませんでした。
でもGOを出してくださった担当さまに、読者の身ですが大感謝。
と言うか・・・これBLとかじゃないですよ。
こういう作品に出会ったとき、やや閉じられたジャンルであることが残念でなりませんね。


【追記】
『リベット』というタイトルって意味深ですよね。
私は今回初めてこの言葉を知りました。
「鋲」の一種なんですね。
なんとなく人と人を繋ぐ・・・みたいな意味合いなのかなあと単純に思いついてしまったのですが、本当のところはどうなんでしょうか。
ただリベットは他の鋲(ねじや釘)とは違い、安易な取り外しは不可。
半固定的な用途に適するものだそうです。
そう考えると、もう離れることのない二人を表すのにはぴったりのタイトルなのかな・・・と、また勝手にしんみりしちゃいました。
COMMENT (7) 

木原さんを語りたくなった夜

2006.09.24 *Sun
仲良くしていただいているサイトさんをぐるりと巡回してみると、新刊の「リベット」と全プレの「すすきのはら」のレビューがいっぱい。
ううう・・・両方未読の私は話題に入れず非常に寂しいです。
おそらく2冊とも数日中に入手予定ですが、完全に祭りに乗り遅れた感が!
こうなりゃじっくりじっくり読み込んで、忘れた頃に記事をあげようかしら。

どうも皆さんの感想を見るに、新刊はとてもヘビーな内容らしいですね。
だったら尚更すぐには消化できずに、感想はたぶん後になる可能性が。
箱と檻も読んでから冷静に(でもなかったけど)見直せるようになるまで、実に2ヶ月くらいかかりました。
なんでこんなに感情移入してしまうんだろ・・・たかが小説なのに。
そんな事を思いつつも、読んだ後ちょっと立ち直れなかったりして、毎回のように木原さんにはやられっぱなしです。

おかげで別の作家さんが読めない状態です。
もともと好きなものを、何度も読んで読んで読みまくって・・・そしてまた読んでという感じで、深く狭い読書歴です。
今も木原さん意外なら菅野彰さんくらいしか超お気に入りがないので、読書レビューとしては広がりもなく、あまり役に立たないブログだとは思ってます。
でも他のサイトさんがステキレビューを沢山あげられてるので、私は読者に徹して勉強させていただいてます。
ここでは当分の間、ねちっこく木原さんのことだけ、あーでもないこーでもないと言い続けてると思いますので、お暇な時には意見してやってくださいませ。

木原ファンになった当初は、その独特の作風からファンが少ないのかも・・・と弱気になっていたのですが、人気も数ではなく質ですね。この人の場合は。
さらりと読んで「まあまあ良かったよ」とかのレベルじゃなくて、「ナニコレこの人?」ともう一度読み返したくなる稀有な作家さんだと思います。
特にBLでは珍しいですよ。
エロシーンがこれだけ淡白でも、人気があって読み続けられているというのは、その実力の高さの証明。
これからも独自の路線で、私たちをビックリさせてほしいものです。
COMMENT (5) 

薔薇色の人生(後編) ~ 木原音瀬

2006.09.21 *Thu
前編を読んで、次号を楽しみにしていたらビブロスが倒産してしまい、非常にヤキモキさせられたいわくつきの後編です。
しかしつなぎのつもりで仕方なく(?)手に取った「箱の中」と「檻の外」でひっくり返るぐらい衝撃を受けて・・・すっかり後編のことを忘れてました。
というか、箱と檻がガツンとき過ぎて、ちょっと印象が薄くなってしまった作品です。実は。
でも今になって読み返してみたら、やっぱり木原節でした。
文体はやや軽めですが、最後はじんとさせてくれます。

どうしてもロンちゃんの役に立ちたいモモは、顔見知りのヤクザと関わり覚醒剤の情報を得ようとします。
しかし囮とはいえ売人をしていたモモは警察にマークされてしまい、結局はロンちゃんに迷惑をかけてしまうことに・・・。
しかもその間に知り合いの女の子は殺されてしまったりで、モモの周辺は一気にきな臭くなり、その身を案じたロンちゃんによって匿われることとなります。
何も出来ない自分に嫌気のさしたモモは、約束を破ってヤクザの元へ戻り情報を求めるのですが、やっぱりというか当然それはバレバレで、モモはタコ殴りの目に遭い殺されかけます。

後半のロンちゃんは非常に男らしかった。


生死の境をさ迷った末に意識が戻ったモモは、ロンちゃんからプロポーズされるのですが、これがクソ真面目なロンちゃんらしいというかなんと言うか。
『僕が六十になって定年したら、結婚してください』
そういや警察関係は、前科のある人と結婚できないんでしたっけ。
養子縁組もダメなんですねぇ。知らなんだ。

前半に比べてややラブが少な目の後半なんですが、ロンちゃんの男らしさには目を見張るものがあり、モモの方はヘタレに磨きがかかりまくります。
これまでの木原作品の法則だと・・・モモはヤクザに殺されて死ぬ!もしくは体に障害を負ってしまう!などと思っていたのですが、意外とハッピーエンドに終わったので逆にビックリでした。
あんなに死亡フラグ立ちまくりだったのに、あっさり折られてました。
さ、さすが・・・いつでも読者の斜め先をいく木原さん。

b-BOY Phoenixの不細工特集では、番外編としてロンちゃんサイドから語られるストーリーが収録されているようなので、早く読まなきゃです。
ちなみにこの不細工特集ですが・・・本当に不細工ばっかり出てくるそうです。
と言うか、それ商売的に成り立つんですか?と問うてみたいが。
COMMENT (8) 

SASRA(第1回) ~ Unit Vanilla

2006.09.16 *Sat
小説b-Boy9月号からスタートしたUnit Vanilla(和泉桂・岩本薫・木原音瀬・ひちわゆか)の「SASRA」ですが、リレー形式で4人の作家が同じお話を綴ってゆくという、なんとも大変そうな企画です。
木原さんいわく『軽くやばい』とのこと。
先月の初回はプロローグで、今回から本格的にスタートなんですが・・・これ、誰が書いたものかというのが分からないんですねぇ。
文体で推測しろという事でしょうか。

全体構成としてはプロローグ⇒1話~4話⇒エピローグの計6編。
1話~4話が4人で分担して書くのは分かるのですが、じゃあプロローグとエピローグは共同作業?
うう・・・分からないなぁ。
絵と違い、文章って共同作業しにくいような気がするのですが・・・。

ほんっとに闇丸さんの絵スキです。美しい。


同じお話といっても時代は移り変わります。
今回の舞台はBC1800年頃のエジプトで、次回は中世ヨーロッパ・騎士の時代・・・無理だろ木原さん、という気もするのですが(;・∀・)
最終的には2006年の日本のようです。
この辺りが本命かしら。

はっきり明記されていない以上、誰が書いたものかというのは推測でしかないのですが、とりあえず必死に読み解いてみました。
私見では、今回のものは木原さんの文章じゃないような気がしてました。
と言っても確固たる理由ではないので、断言するのはお恥ずかしいのですが・・・。
先ほど挙げた時代もそのひとつなんですが、これは本当に勝手な思い込みに近いです。
書かないだろう、と思ってるだけです。

で、色んな方の意見を読んでいて、目からウロコ発言がひとつありました。
「木原さんは三点リーダー(…)を2個連ねない」というものです。
確かに!
今回の文章は三点リーダーを連ねた(……)表記方法でした。
すごいなぁコレに気づいた人、とひたすら敬服しました。
でも私も表記方法については気になっている部分がありました。
木原さんの文章は地の文の中に会話を入れる時、必ず二重カッコ(『 』)で括るのですが、今回は普通のカッコ(「 」)でした。
だからそこを見たときに“あ、木原さんぽくない”と勝手に感じてしまったのかもしれません。
でもこの作品に関してだけは、表記方法などの統一をしているという可能性も捨てきれず・・・。

なんだかこの作品、宝探しをしている気分です。
どこかに隠されている木原さんの断片を見つけるために、超必死で読んでます。
あ、これが編集部の思惑なのかしら?
COMMENT (14) 

攻め様とはかく在るべき

2006.09.11 *Mon
昨日ちらりとのぞいたら、木原さんの最新の日記がアップされていたので、さっそく読んでみました。
これがなかなか面白くて、思わず笑ってしまいましたよー。
なんでも担当さんと書き上がった新作のチェックをしていたらしいのですが、攻めがエッチの後にトイレにいく描写について、それを木原さんは何とも思っていなかったらしいのですが、担当さんに「はっきり言って、かっこ悪い」と一刀両断されて、初めて一般的な攻め様のイメージというものを意識したらしいのです。

まあなんとも彼女らしいと言うべきか。
でも木原作品だったらエッチの後にトイレに行こうが何をしようが、個人的にはあまり違和感ないんですけどね。
他作品でよく見るような、お金持ちで男前でキラキラしているアラブの石油王だったら、これはちょっと問題ですけど、木原作品なら大を漏らしたキャラもいましたからね・・・。
ま、いいんじゃないでしょうか。
でもそういうかっこいい属性のないキャラが、びっくりするほど眩しく見える時があるのが、木原作品のすごいところであり、魅力でもあるんですけどね。

しかしこの日記を読んでいると木原さんという人は、面白いんだけどそれでいてなかなか一筋縄ではいかない人だなあ、という印象を持ちます。
わりと作品のイメージというのは、作者を投影しているものなのかもしれませんね。
COMMENT (5) 

COLD・・・ ~ 木原音瀬

2006.09.09 *Sat
「COLD」シリーズの番外編で、2004年夏に発刊された同人誌に収録されています。
このシリーズの感想はまだなので、順序的に逆になってしまいますがお許しを・・・。
いつもお邪魔させていただいているmikuさんの『BL本の日記』に、シリーズ3編のレビューはありますので、興味をもたれた方はぜひ。(mikuさんすみません。勝手に紹介しちゃいました(∀`*ゞ)テヘッ)

収録分のストーリーは本編の主人公だった高久透に、個展を一緒にやらないかと誘われた、フリーカメラマンの谷口雅之とその恋人・黒川祐一がメインになります。
この原稿は黒川に好感が持てないのと、透と藤島に成長がないとの事でボツをくらったものらしいです。
確かに黒川は読んでいてなんだかなあ・・・と言った性格の男ですね。
ものすごい恋愛依存体質で、これが女であっても嫌だなと思います。
ボツになったのはちょっと納得かも。
感情移入し辛かったです。

しかしもう一方の透と藤島のある夜のヒトコマ。
私はとっても好きなんですけどね。
本編での暴力が酷すぎて、どんなものでも二人が幸せにしているシーンっていうのはホッとしてしまうのかも。
『何度好きだと言っても、同じことを君は聞く』
決して口が立つわけではない二人が、ぽつりぽつりと想いを伝え合っているのかしら、と思うだけできゅーんとしてしまうんですよね。

また本編書き下ろしに『君のために何かできる、そんな自分の嬉しさが、伝わればいいのに』という藤島の独白があるのですが、表現ベタな藤島の様子が目に浮かんで、またまたじわりきちゃいました。
透はものすごいストレート直球な人なので、藤島の穏やかな愛情表現がちょっともどかしそう。
だから何度も「俺のこと好きか」と訊ねるんでしょうね。
本編シリーズ中は透も藤島も、激しい展開に振り回されっぱなしだっただけに、番外編のゆったりした雰囲気が余計に心にしみます。
しかしここまで堪能するためには、本編のDVを読まなきゃいけないわけで、万人にオススメというわけにはいかず、どうしたもんかと思ってるんですけどね。
COMMENT (2) 

木原さん新刊情報♪

2006.09.06 *Wed
木原さんの新刊がまた出ます。
今年に入ってから精力的ですね~。
しかも全編書き下ろしの長編だそうです。嬉しい♪
でも『吸血鬼と愉快な仲間たち』って・・・すごいタイトルですね。

内容は・・・
「ある夜、警察は真夜中に全裸で徘徊していた外国人の若い男を強制わいせつ罪で捕えた。
入国した気配もない男は「強盗にあい、身ぐるみはがれた」というが、日本国内でそんな事件の前例はない。
不審に思った警察は、男を一晩拘置所に入れることに。
しかし、翌朝、男の姿はきれいに消えていた……。」

むぅ。どういうテイストのお話なんでしょう。
ギャグなのかシリアスなのか。
ここ最近、日記の更新がまばらになっていたのは、これを書いていたからなのかしら、と思うと納得です。
11/21発売予定とのこと。
もう予約しました☆
COMMENT (2) 

同人誌到着♪

2006.09.03 *Sun
木原さんの日記に『一日中、朝起きてから寝るまで、食べるとトイレ以外はみっちり通販事務をした』という記述があったので、おおお!そろそろ着くかしら?と思いつつ実家に立ち寄ると、ちゃんと届いてました♪
お疲れ様です、木原さま。
でも『体重が1㌔減りました。ブラボー!でもこの生活が続くと廃人になりそうです』って・・・やはり結構な申込みが来てたんでしょうねぇ。

どれから読もうか・・・じゅる。


やはり『OYAJIROMANESQUE 2』からだなと、にんまりしつつ“そうか、木原さんも同じオヤジスキーだった”と、ふと思い出し再びにんまり。
これも木原信者たる理由のひとつかもです。
オヤジ~♪
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BLな勝平氏

2006.08.25 *Fri
木原音瀬さん原作の『Don't Worry Mama』がドラマCDになるそうです。
インターコミニケーションズより、11月25日に発売予定とのこと。
キャストは今蔵 隆(山口勝平)、東山裕一(檜山修之)他、豪華キャスト予定!!・・・だそうです。
ちらほらと噂は聞いてましたが、本当に出るんですね。
あまり木原さんの原作はドラマCD化されないので貴重かもです。
これまでも『WEED』しかないですもんね。
しかし勝平ちゃんとは、またコレなんで?
確かBLは引退したとか、するとか、そんな風に聞いた気がしたのですが・・・ん、勘違いだったかしら。

いやはや勝平氏をBLCDで聴くのは、実は初めてです。(と言うか、そんなにBLCD自体を聴いたことがない)
普通のアニメでしか耳にした事がないので、どんな喘ぎ声なのか非常に興味がありますよ。
そして裕一役の檜山さんは、原作のイメージ通りですね。
たまに芝居が暑苦しいのですが、クールに決めればかなり格好いいボイスなので好きです♪♪

うーん。これはかなり楽しみです。
勝平氏の芝居が聴きたい・・・もうそれだけ。
ついさっきまで犬夜叉を見ていたので、声が頭から離れないですよ。
でも福山さんの時みたく、居たたまれなくなったらどうしようヽ(´Д`;)ノ
色んな意味でどきどきなのです。
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B.L.T ~ 木原音瀬

2006.08.18 *Fri
イタイ系は平気な性質なのですが、子供といたしてしまうお話は非常に苦手です。
中学生でギリギリでしょうか。
この物語の登場人物は、大宮雄介と北澤眞人。
当時中学生だった北澤を、サラリーマンの大宮が電車内で痴漢したことからストーリーは始まります。
気の強い北澤は大宮を見つけ出し、小遣いをせびったり大宮の部屋に入り浸ってみたりと、優位な立場を利用してわがままし放題の日々を過ごすようになります。
この痴漢と被害者の関係性は、一歩間違えば陰鬱な要素が多くを占め過ぎて、とても湿っぽいお話になってしまうかと思うのですが・・・そうならなかったのは北澤が意外と性悪な性格をしていたことと、大宮がこれまた意外と我慢強くて常識人だったこと。
逆に「なんでコイツに手を出しちゃったんだろう」と可哀相になったくらい。

ただ甘えたがる北澤に翻弄され続ける大宮。


この作品は山あり谷ありで、物語としてはとても面白く仕上がっているように思います。恋愛部分においても、すれ違いパターンがいくつか用意されています。
初めはただ自分の寂しさを埋めるためだけに大宮を利用していた北澤と、人生の全てを投げ打っても構わないと思いつめていた大宮。
その関係は数年後に逆転し、北澤は大宮を想い慕うようになり、大宮は現在の恋人・千博の手前、その気持ちを拒絶せざるを得ない状況になったりします。
しかし自分勝手な恋人に愛想を尽かせた大宮が別れを切り出そうとしたら、あてつけの様に自殺未遂まで起こされる始末で、もう後半はしっちゃかめっちゃか。
最終的に大宮は1年以内に全てを清算する条件で北澤に待ってもらう、というところで物語は終わります。
このハッピーエンド一歩手前でぶった切るのが木原クオリティ。
つか何も解決しないまま終わるってどうよ・・・と思いつつも、やっぱ好きだ~!

でも私がこの作品を特に好きな理由は、他にあります。
それは大宮が北澤を初めて抱くシーンなんですが・・・普通のBL小説なら気持ちの通じ合った2人が結ばれるんだから、受けちゃんが初めてであろうが何であろうが、ラブラブのHシーン突入のはずなんです。
しかし北澤は『どうしてこんなことして、平気で街中を歩いてんだよ。ちきしょう』と言い、『恥ずかしくて、かっこ悪い・・・』とも言います。
こりゃまたリアルな言葉だ、とびっくり。

北澤にしてみれば大宮のことは好きだけれど、女を抱いたこともなくましてや男を抱いたこともない。それどころか男の自分が、今まさに男に抱かれようとしてるんですから、混乱して当たり前なんですよね。本当は。
そういうデリケートな部分を、木原さん特有の定石ではない着眼点と表現力でもってガツンと見せ付けられるもんだから、この人ってホント曲者だなぁと思えて仕方ありません。
また別シーンで、女の子とではなくなぜ男とセックスをするのか、という大宮の問いに北澤は『二人目の俺みたいな子どもは絶対にできないって思ったからかな』と答えてます。
それって北澤が、自分自身を愛してないということですよね。
ここに彼の一生埋まらないであろう悲しみを見たような気がして、ちょっと切なくなったりしましたですよ。
忘れた頃に抉ってくるんだよなぁ~、木原節!

ちなみにタイトルの「B.L.T」とはベーコン・レタス・トマトだけのシンプルなサンドイッチのことです。大宮が作ることの出来るのは唯一これだけで、文句しか言わなかった千博ですら美味しいといった代物。
北澤も大宮のお手製を食べたがっていました。
でもどうしてこれがタイトルになったんでしょうか。ちょっと謎。
大宮と北澤と千博をつなぐものだから?
三角関係とかけてるの?
幸せの象徴?
分からん!

しかしこういう作品を読むたびに、色々と考え込んでしまい、しばらく頭の中がぼうっとするので困ったものです。
幸せなんですけどね♪
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ダ・ヴィンチ 9月号

2006.08.15 *Tue
数年ぶりに購入しました。
だって『このBLに芥川賞を!』という魅惑的な特集が目に付いたもので・・・。
よくよく見れば木原音瀬さんがBL芥川賞に選ばれている♪
当然だよ、うんうん。と、むちゃくちゃ嬉しくなりました。
ノミネートされていた作品は「箱の中」と「檻の外」
これもまた納得でした。

今市子さんは友人のオススメ。


ラノベの類を忌み嫌っていた私を、根底から覆してくれた作家が、木原音瀬さんです。
つか、これラノベなんだろうか・・・と思わせる筆致だったりするんですが。
特に「檻の外」は読んでいてちょっと驚いた記憶があります。
泣けてきた小説ってこれまであまりなかったので、新鮮というかなんというか。
本当にこの2作品がきちんとした形で紹介されたことが、素直に嬉しかったです。

その他に漫画の方では、今市子さんがノミネートされていたのにも、ちょっとにんまり。
あまりどぎつい描写はないように思うのですが、それでいてちゃんと読ませてくれる・・・というのは、別にBLじゃなくてもやっていける作家さんなんだと思います。
個人的にはオヤジになりかけている妙齢の人が、たくさん出てくるからスキ♪
あと読者アンケートで人気が高かったという菅野彰さんの「毎日晴天!」シリーズと、榎田尤利さんの「魚住くん」シリーズは、これも多くの人に広く読んでほしいなぁと思っている作品たち。

最近はかなり偏った形でしかメディア紹介されていなかったので、今回のようにBLを真面目に取り上げてくれる記事が、もっともっとあればいいのにと、切に感じましたですよ。はい。
あ、でも一般的になり過ぎても、それはそれで困るんですけどね。
しょせんBLなんてエロカルチャーの一端ですから(;・∀・)
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箱の中/檻の外 ~ 木原音瀬

2006.08.10 *Thu
なかなか感想が書けなかった2冊です。
今回この記事をあげるためにぱらりと読み返していたのですが、もうそれだけでウッときてしまいそうな、そんな作品でした。
一応単独で読んでも大丈夫ですが、出来れば「箱の中」「檻の外」の順で読んでほしいです。
めっちゃ泣けてきますから。

主要登場人物は堂野崇文と喜多川圭。
堂野は痴漢の冤罪で実刑を受けてしまった元サラリーマンで、喜多川は母親の殺人の罪を自ら被って服役している長期受刑者です。
愛情という類のものをまるで知らなかった喜多川は、堂野との何気ないやり取りの中から、人との触れ合いによって生まれるあたたかいものを生まれて初めて見つけ出し、それを貪欲に欲しがるようになります。

この喜多川⇒堂野のベクトルは2作品通して、ずっと変わりません。
喜多川に恋愛感情を持つことに躊躇する堂野に対し、喜多川は出所しても(僅かばかりの)全財産をかけて、堂野を探し出そうと探偵まで雇います。
やはり読んでいて切なかったのは、2人の温度差がかなりあった時期のシーン。
中でも胸が痛いなぁと思ったのは、堂野に2人目の子供が出来たら、死んで生まれ変わりたいから教えて欲しい・・・というところです。
堂野と共にあることが喜多川の人生の全てになってしまっているのに、堂野には妻がいて子供がいて、喜多川の入る隙がない。
それでも堂野を求めることにしか人生の価値を見出せない喜多川が、もう読んでいてどうにもこうにもたまらんでしたよ・・・。

頼むから幸せになってください。


しかし紆余曲折を経て、堂野と喜多川は晩年まで穏やかに人生を共にするわけですが、こんな老年期までをきちんと書ききったBL(もはやボーイズではないですが)小説あるんでしょうか。
どこかの書評で「木原音瀬はBLという枠の中で純文学を描いている」というのを読んだことがありましたが、本当にこの人の作品群を読んでいると、こんなリアリティのあるボーイズものって反則じゃないのか?と思うことが多いです。

木原さんの作風だと思うのですが、マイノリティであるが故の、どうしようもないジレンマや苦しみというのが、彼女の作品の中にはいつも見え隠れしています。
だから彼女がいたり奥さんがいたりする、普通の登場人物は割と多いです。
そうした中、彼らが苦悩の末にたどり着くところは、性別を超えた「その人じゃなきゃ駄目なんだ」という、ものすごくシンプルで究極な結末。
またそこへ至るときの、畳み掛けるような愛情表現の描写が、木原さんはむちゃくちゃ上手だと思います。

本当にこの2作品はオススメです。
喜多川は間違いなく幸せな人生を過ごして、そして死んでいったはずなんだけど、なんだか読み終わって胸が詰まるような、そんな不思議な物語でした。
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BE×BOY CDコレクション 『WEED』 ~木原音瀬

2006.06.03 *Sat
あまり聴くことのないドラマCDですが、木原さんのものならばコレはぜひ入手せねば・・・ということで、ドキドキしながら再生。

パパンとママンの目の前で、このイラストを凝視していた私。
20060603.jpg

ドキドキの中身は、櫻井さんと子安さんの声が聴ける♪というのが半分で、残りは原作と比べると多分イマイチなんだろうなぁ、というもの。

結果的に言うと、両方思ったとおりでした。
声に関しては、櫻井・子安グッジョブ。
特に子安さん、男前だったよ・・・杉田さんもそうですけど、ワタクシ低音エロボイスに非常に弱いです。
櫻井さんも掠れ気味の声がツボ。
とっても清純っぽくて、色々とかきたてられるものがあります。
で、主役の千葉さんは・・・んー。少し堅かったような気がします。
進行役なので、仕方がない部分ではあったのですが、喘ぎに微妙に色気がない。
でも子安さんとの絡みだけは、櫻井さんと違って格別によかったなー。
なんでだろ。
子安さんが上手だからかしら?

内容的には原作のダイジェストといった感じで、基本的には忠実なストーリー構成となっていると思います。
しかしエロは少なめだし(もともと木原さんの原作はエロあっさり系)、主人公はグチグチと嫉妬してるし、全体的に落ち着きすぎというか・・・暗いです。
原作もしくは木原ファンならば、その地味さも納得できると思うのですが、ドラマCDだけ聴くとなると少し好き嫌いが出てくるような気が。
出来れば原作を読んだ上で、聴いた方がいいのかなーという印象です。

個人的には子安さん主役で、続編の『FLOWER』と『POLLINATION』をCD化してほしいんですけどね。
谷脇は鬼畜で、人でなしで、エロくて、寂しい男。
無理っぽいけど、実現してくれたらなぁ・・・と思います。
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POLLINATION ~ 木原音瀬

2006.05.31 *Wed
前作『FLOWER』に引き続き、谷脇伸一が主人公です。
遊びのつもりで付き合っていた松本朗に死なれ、生まれて初めて底のない喪失感を味わった谷脇。
幸せそうな若宮を尻目に、どうしようもなく苛立つ日々を送っていた谷脇は、あるとき母親に腹を刺されて重態となった少年に出会うことになります。
しかし鈴木佑哉という名のその少年は自閉症を患っており、命の恩人でもある谷脇に対しては、感謝どころか傍に近寄られるのも拒否するという態度を取り続けます。
頑なであるのは病気のせいなのですが、谷脇は自分になびかない少年をどうしても手に入れてみたくなり、引き取り手のない佑哉を自分のマンションに住まわせることに・・・。

んー。
佑哉は15歳なんですが・・・強姦の次は淫行ですか、谷脇よ・・・。
どこまでいくねん、この男。
そんなこんなで同居生活を始める2人ですが、押し倒せば力いっぱい抵抗され、優しい言葉をかけても無視をされ、何をどうしても自分のものにならない佑哉に、谷脇はひどく執着していきます。
しかしタダでは終わらない木原ワールド。
佑哉は生活の全てを決められた規則通りにこなすことで、心の平穏を保っているようで、ある時から谷脇に抱かれる事を生活スケジュールの一部に取り入れてしまうんですね。
努力の甲斐あり、といった感じです。
で、佑哉は毎日決まった時間に、谷脇の部屋にやってくるようになります。
しかしその行為にまるで心はなく、やはりそれ以外は相変わらず谷脇に触れられることも嫌がる始末。
また抱かれている最中、佑哉は自分の名前を呼ばれる事を嫌がり、おもわず谷脇が呟いてしまった「朗」という名前で呼ばれたがるようになります。
この自分の名前を呼ばれたがらないという点が、この物語の大きなポイントでした。

愛情表現の下手な2人。
20060531.jpg

そしてこの奇妙な関係が終わりを迎えなければならなかった時、谷脇は佑哉を「朗」と呼ばず、本気で佑哉が欲しいと思うのですが、コレマタものすごい拒絶を受けてしまいます。
う~ん、ここまでくるとちょっと谷脇に同情しちゃいます。
しかしこれにはちゃんと理由が。
佑哉は心に他人を受け入れる行為が出来なかったために、自分に入りこもうとした谷脇を拒絶してしまったのですが、本能は谷脇を欲していたわけで・・・そのギャップにものすごーーく混乱してしまったわけです。
なので、戸惑いながらも最終的に、佑哉は谷脇の元へ戻ります。
でもその先、幸せになれるのかどうかはいささか疑問です。

この物語を読んで、やっと谷脇という男がロクデナシな理由が、少し分かりました。
なんのことない、谷脇も佑哉と同じく自分の全てを飲み込んでくれる他人の存在が、ただ怖かっただけなんではなかろうか・・・と。
だから自分には入り込ませないし、入り込まない。
でも本当は他人の心に興味があるから、のぞいてみたい。
その欲求が人の心を操ったり弄ぶという、歪んだ形になってしまったんではないでしょうか。
そう思うと憐れな男です。
2人の物語の最後、「愛は、なんですか」と問う佑哉に「知りたかったら、俺のそばにいればいい」と谷脇は答えます。
でもこれって、誰よりも谷脇自身が知りたい答えなんじゃないかなぁと、思ってみたり。
『FLOWER』を読み終わった後は“なんじゃこりゃ?”でしたが、これで随分すっきりしました。

んー。それにしてもながっ。
でも書き留めないと、考えていることが整理できないタチなので、レビューというよりメモと化してますな、ほとんど。
個人的には楽しい作業でした♪
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乱菊

語ってる人 : 乱菊

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ある日突然BLに目覚めてしまった初心者腐女子の萌記録。
ただいま腐女子4年生。

レビューは最近b_88_31.gifさんとこで書いてます。
ここではもっぱらニッキとかメモとか覚え書きばかり。
タイトルに偽りありです。
ほんとすいません。


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