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「夜夜の月」「青水無月」 ~ 水原とほる

2007.02.27 *Tue
「窓」「徒花」に引き続き、水原とほるさんを集中的に読んでます。
やはり私はこの方の筆致がかなり好みです。
なので文章がすっと体に入ってきます。
それは言葉の使い方であったり、台詞回しであったり・・・とは言うものの、全てのお話に萌えるのかと言うと、まあそこは別のハナシで(笑)
今回チョイスしたのは「夜夜の月」と「青水無月」。
どちらも力にものを言わせて相手を屈服させるタイプの、非常に暴力的な攻め様でした。
そして受けちゃんは泣きながらもそれに溺れ、最終的には離れられなくなっちゃうという。
ん・・・水原さんの好きパターンかしら?
暴力シーンになると特に生き生きとした筆づかいになるのは、気のせいではないはずです。

「夜夜の月」
画商×画家
【あらすじ転載】
家庭の事情で美大を中退した神原亮は、生活のために仕事探しながらも、絵への未練を捨てきれないでいた。
そんな時、業界でも有名な画商の澤と出会う。
澤は亮が描きたいものを描き、画家として稼げるようになるまで生活費も含めて面倒を見てやると言う。
その代わりに出された条件は、澤が望むときにいつでも身体を差し出す「愛人」になることだった。
悩みながらも、どうしても絵を諦められない亮は澤と「愛人契約」を交わしてしまう。
しかし、澤は画商として誰よりも優秀な目を持ちながら、絵をまったく愛さない男だった。
そんな澤の中に、過去の暗い影を見た亮は…。
絵を愛せない画商と、絵しか愛せない画家。
それでも惹かれあう二人の狂おしい恋物語。

町田九里さんはお初です。すごい線が細くてキレイ☆
DSC0060704.jpg DSC0060803.jpg

普通出版社からの公式あらすじだけでは物語の全貌は掴みにくいものなんですが(解釈が間違っているものもたまにある・・・)、これに関してはほぼパーフェクトです。
ええ・・ほんとにこういうお話です。
付け加えるならば澤が絵を愛せなくなったのは、絵画収集で財産をなくした上に自殺をした父親と、それを追って逝ってしまった母親への憎しみが原因。
しかしこうも簡潔にあらすじをだけで語れてしまうというのも、愛想がないというかなんと言うか(笑)
筋立てに対する仕掛けが先行しすぎてるのかしら・・・このお話って。
なので肝心のふたりが心を通わせる部分が、私ににとっては若干弱く感じてしまいました。
澤の亮に対する執着ぶりと、澤を受け入れるに至った亮の気持ちの移り変わりが、いまいちピンとこない・・・どうしてこのふたり、こんなに惹かれあってんだ?と、読み終わったあと暫しぼんやり。
なんだ私の読み込みが甘いのか!?むむむ。

「青水無月」
弟×兄
【あらすじ転載】
「兄さんが、欲しくてたまらない」
両親の離婚で離れ離れになった弟・達也と十年ぶりに再会した陸実。
医療機器メーカー勤務の陸実は、父が死に、身寄りをなくした学生の達也と同居することになった。
陸実は兄弟の失った時間を取り戻そうとするが、その晩突然達也に荒々しく身体を開かれてしまう。
それ以来夜ごと一方的に陸実を犯しながらも、翌朝は別人のように優しく接してくる達也。
陸実は達也のその不安定さを放っておけなくなり…。

ちびっ子たちのほうが萌え・・・
DSC0060902.jpg DSC0061001.jpg

腹違いとか種違いとか親同士が再婚とか・・・そんな甘いものではありませんでした。
ガチで兄弟でした。
おおお・・・。
読めましたけども、やはり近親相姦に私のツボはありませんでした。
すごく現実味のないお話(と、脳が感じようとしている?)で、全てが心を上滑りしてゆくようでした。
やはり最低限、他人でヨロシク!なのです。

とは言いつつ、みっちり全部読みきったわけですが。
特に納得いかなかったのが、受けである兄の陸実です。
肉親という部分を抜きにしても、彼の思考が私には理解不能でした。
DVに走り実の兄を犯りまくる達也も頭がどうにかなっちゃってるんだと思いますが、それ以上に全ての事を自分ひとりで背負って悲劇の主人公になりきっていた陸実がちょっと・・・。
幼い頃に弟の手を離してしまったことや、再会した後も彼の心の渇きを癒してやれないこと全てが自分のせいだと思っちゃってます。
えええっ、そうなの?
それって少し違うのでは・・・。
その内に弟に心身ともに依存していく兄の狂気と、弟の兄へ対する尋常ではない執着心が絡み合い、互いが互いを貪り喰らうような不毛な関係になったところで物語は閉じられます。
「彼らが幸せならばそれでいいじゃないの」と水原さんもおっしゃってるので、まあいいんでしょうコレで・・・ね。

2作読んで思ったのが、受けが流されすぎ!ってことです。
もっと自分の意思でもって相手を愛してあげて欲しいじょ!
「徒花」はそういった意味では、受けが積極的に攻めを愛していたのでよかったなぁ~と。
そんな事を言いつつ、水原節がだんだん癖になってきている感じです。
次は何を読んでみようかしら、わくわく。
COMMENT (4) 

COMMENT

「夜夜の月」は私の水原さんデビュー作でした。あらすじと表紙にひかれて何気に手に取ったんですが、このお話自体にはそこまでのめりこまなかったんです。でも、そこのあとがきかなんかでどうやら痛い作家さんだと知って、集め始めたら「あら、好み・・・」みたいな(^^;

乱菊さん、やはり近親相姦に萌えはないですかー。私は、腹違いや、種違いより、ガチ兄弟が萌えるんですよねー(´∀`)
「窓」もなんですが、私はこの水原節な暴力で壊れ流され、攻めから離れられなくなっていく受けがどうも好みなようです。

あら、同じ水原さん好きでも萌えツボが別れましたわ(^^)

分かります。ダメな人にはダメだけど、好きな人にはクセになる作家さんですよね!

>暴力シーンになると特に生き生きとした筆づかいになるのは、気のせいではないはずです。

いや、ほんとに全然気のせいじゃないと思います。

2007/02/27(火) 23:31:12 | URL | miku #- [Edit
>mikuさん
なんでしょうねぇ~。
WELL祭りで皆さんと意見を交わしているうちに、もしかしたら自分は意外と甘いのがすきなんじゃないの?と、今更ながらに思ったわけで。
痛いのも読めるんですが、それ以上に甘いもの好きかもしれません(ノ゚∀゚)ノ
こんな私には森本あきさんや雪代鞠絵さん辺りがお似合いなのか・・・いやいや、たぶん甘いだけだと「アホー!」と本を破きそうになると思われます。
途中経過はどんなに無茶苦茶でも良いので(むしろすんごいほうがいいかも)、ラストはあまーく仕上がっているのが良いですね。うむ。
だけども流されて身体のほうから好きになっちゃう・・・とかダメだな、と今回知りました。
頭(心)で恋して欲しいです。
だから一目惚れとかもナシの方向で。
ああ、mikuさんに何を語っとるんだわたし(;´∀`)

と、とにかく。
水原さんでは好みが割れそうですね~。
色んな視点で物語が解釈できるので、それもまた楽しいですけども。
あ、暴力シーンとかは意外と大丈夫です。
だけどもスゥイートを求める女がここに・・・( ・3・)ナニサ
2007/02/27(火) 23:49:08 | URL | 乱菊 #pMXl.iIs [Edit
こんばんは♪

水原祭開催中ですね。近親相姦はツボじゃないんですか・・・そっかぁ。残念。でも、ツボってほんと十人十色で面白いです。

兄弟ものが好きなので「青水無月」は萌えツボ直撃でした。
ただ、えろツボ(笑)にはグサリと刺さりましたが、キャラの性格(弟)は好きになれませんでした。自分勝手すぎて、可愛いところがなさすぎ・・・ 兄もね、流されすぎです。((それでも萌える私って・・・汗)

ちびっ子たち・・・かわゆいですね。見たことあるような気がするのですが、どこの子たちですか?(笑)
2007/02/28(水) 23:50:09 | URL | あい #5ddj7pE2 [Edit
>あいさん
近親相姦もなんでしたが、兄の思考回路がおかしくないですか~、このお話って・・・。
弟が生意気で壊れてるのは百歩譲っていいとしても、兄がそれに対して全く正しい方向に導いてやれてないところが、ダメダメだなと。
ほんと流されすぎです!ばかー!
弟以上に寂しい人だったんでしょうかねえ、兄って・・・。

あのちびっ子たちは稲荷屋さんのあとがきページに載っていたので、この本の兄と弟のチビバージョンだと思ってましたが、こういうキャラ他にもあったんでしょうか。
二頭身、しかも耳や尻尾がつくと、ワタクシ非常にめろめろになりがちですわ(笑)
2007/03/01(木) 13:02:08 | URL | 乱菊 #pMXl.iIs [Edit

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